情報セキュリティマネジメント試験情報＆徹底解説

得点者の増減にかかる簡易比較です。
受験生自体が、1000人強減っていますので、午前試験に関しては、「実質、難易度維持～微妙に難化」。
午後試験に関しては、「ハッキリ難化」という感じです。
午後試験は、昨年秋は、15000人近い者が60点以上を獲得しましたが、今回は、12430人でした。

今回、市販のテキストは、初回に比べてレベルを変えてきていない印象なので、昨年の合格者でも、大半は合格ラインをキープできている内容だと思います。
しかし、午後試験を中心に、厳しめになっている印象です。

今回、午後試験でランサムウェアが出題されましたが、現実に大規模事案になった問題を「当てた」形になりました。

今後も、現実に大規模事案になりそうな問題を先取りすることを目的とした出題がされる可能性があります。つまり、「古い知識」では、午後試験に対応できない可能性が高くなると考えられます。

前回との差  （午前）差  （午後）差
90点～100点    -87        -1483
80点～89点    -546        -1255
70点～79点    -393        -264
60点～69点    -8          +447
50点～59点    -138        +458
40点～49点    -210        +243
30点～39点    -163        +192
20点～29点    +364        +41
10点～19点    -3          +22
0点～9点      -1          +10

今回は、torと言う聞きなれない単語が出て来て混乱したから
今後も最新用語で受験者を苦しませる傾向にありそうだな。

基本情報と比べたらまだまだ楽に取れるから
そんなに難易度は高くないと思うよ。

本試験問題といてみました。
結果
午前  41/50
午後  26/31
でした。
（前回は、午前40/50、午後27/31
前々回は、午前42/50、午後31/32（33/34））

というわけで、レベル的には、一応、普通に合格できる範囲に試験内容は収まっております。

ただ、今回の午後試験については、今までに比べて、「何を答えさせたいのか」が判然としない問題が多かった印象です。
かなりしっかりと、資料を読み込まないと、自信が持てない問題でした。

あと、午前午後とも、あまり聞かない用語がいくつか出てきましたね。
取りこぼしても合格はできますが、テキストがどれだけ、こういった内容をフォローしてくれるかも重要になると感じました。