オリジナル予想問題1 問9
問9解説へ
クロスサイトスクリプティングに関する記述として,適切なものはどれか。
- Webサイトの運営者が意図しないスクリプトを含むデータであっても,利用者のブラウザに送ってしまう脆弱性を利用する。
- Webページの入力項目にOSの操作コマンドを埋め込んでWebサーバに送信し,サーバを不正に操作する。
- 複数のWebサイトに対して,ログインIDとパスワードを同じものに設定するという利用者の習性を悪用する。
- 利用者に有用なソフトウェアと見せかけて,悪意のあるソフトウェアをインストールさせ,利用者のコンピュータに侵入する。
正解 ア問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:情報セキュリティ
中分類:セキュリティ
小分類:情報セキュリティ
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解説
クロスサイトスクリプティング(XSS)は、動的にWebページを生成するアプリケーションのセキュリティ上の不備を意図的に利用し、サイト間を横断して悪意のあるスクリプトを混入させることでユーザーのクッキーを盗むなどの攻撃を行う行為です。
XSS脆弱性のあるWebアプリケーションでは、以下の影響を受ける可能性があります。
XSS脆弱性のあるWebアプリケーションでは、以下の影響を受ける可能性があります。
- サイト攻撃者のブラウザ上で、攻撃者の用意したスクリプトの実行によりクッキー値を盗まれ、利用者が被害にあう。
- 1.と同様にブラウザ上でスクリプトを実行され、サイト利用者の権限でWebアプリケーションの機能を利用される。
- Webサイト上に偽の入力フォームが表示され、フィッシングにより利用者が個人情報を盗まれる。
- 正しい。XSS攻撃の説明です。
- OSコマンドインジェクション攻撃の説明です。
- リスト型の不正ログイン攻撃の説明です。
- トロイの木馬の説明です。
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