平成28年秋期試験問題 午前問27
問27解説へ
ランサムウェアに分類されるものはどれか。
- 感染したPCが外部と通信できるようプログラムを起動し,遠隔操作を可能にするマルウェア
- 感染したPCに保存されているパスワード情報を盗み出すマルウェア
- 感染したPCのキー操作を記録し,ネットバンキングの暗証番号を盗むマルウェア
- 感染したPCのファイルを暗号化し,ファイルの復号と引換えに金銭を要求するマルウェア
正解 エ問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:情報セキュリティ
中分類:セキュリティ
小分類:情報セキュリティ
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解説
ランサムウェア(Ransomware)は、身代金(ransom)とウェア(ware)を合わせた造語で、感染したコンピュータのデータを勝手に暗号化することで正常にアクセスできない状態にした後、元に戻すための復元プログラムを買うように迫るコンピュータウイルスです。たとえ金銭を支払ってもデータが元に戻る保証はないため、データ回復のためには定期的なバックアップの取得が望まれます。
したがって「エ」が正解です。
IPAではランサムウェアへの対策として以下の4点を挙げています。
したがって「エ」が正解です。
IPAではランサムウェアへの対策として以下の4点を挙げています。
- 定期的にバックアップを取得する(最重要)
- OSおよびソフトウェアを常に最新の状態に保つ
- セキュリティソフトを導入し、定義ファイルを常に最新の状態に保つ
- メールやSNSの添付ファイルや本文中のURLに注意する
- ボットプログラムに分類されます。
- スパイウェアに分類されます。
- キーロガーに分類されます。
- 正しい。ランサムウェアに分類されます。
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