平成28年春期試験問題 午前問13
問13解説へ
クライアントとWebサーバの間において,クライアントがWebサーバに送信されたデータを検査して,SQLインジェクションなどの攻撃を遮断するためのものはどれか。
- SSL-VPN機能
- WAF
- クラスタ構成
- ロードバランシング機能
正解 イ問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:セキュリティ実装技術
中分類:セキュリティ
小分類:セキュリティ実装技術
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解説
パケットフィルター型ファイアウォールは、通過するパケットのヘッダー情報に含まれるIPアドレスとポート番号を見て通過の可否を決めるため、正常なHTTP通信に則って仕掛けられる(ポート80番宛てに送信される)XSSやSQLインジェクションなどの攻撃パケットを防ぐことができません。
WAF(Web Application Firewall)は、パケットのヘッダー情報だけでなくペイロード部(データ部分)をチェックすることで、ウェブアプリケーションに対するこれらの攻撃を検知・遮断することが可能です。
WAF(Web Application Firewall)は、パケットのヘッダー情報だけでなくペイロード部(データ部分)をチェックすることで、ウェブアプリケーションに対するこれらの攻撃を検知・遮断することが可能です。
- SSL-VPNは、VPN(Virtual Private Network)の一形態で、SSL技術による暗号化を行いWebブラウザ(https)を用いてVPN環境を構築する技術です。
- 正しい。
- クラスタ構成は、複数台のコンピュータを結合することで、1台のコンピュータでは得られない処理性能や可用性を得るものです。
- ロードバランシング機能は、複数台のサーバに処理を分散することで、負荷分散やサーバの利用効率の向上を行う機能です。
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