平成29年春期試験問題 午前問36
問36解説へ
特権ID(システムの設定,データの操作,それらの権限の設定が可能なID)の不正使用を発見するコントロールとして最も有効なものはどれか。
- 特権IDの貸出し及び返却の管理簿と,特権IDのログを照合する。
- 特権IDの使用を許可された者も,通常の操作では一般利用者IDを使用する。
- 特権IDの使用を必要とする者は,使用の都度,特権IDの貸出しを受ける。
- 特権IDの設定内容や使用範囲を,用途に応じて細分化する。
正解 ア問題へ
分野:マネジメント系
中分類:システム監査
小分類:内部統制
中分類:システム監査
小分類:内部統制
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解説
どの記述も特権IDを適切に管理するためのコントロールですが、不正使用の「発見」という観点から考えれば、有効なコントロールは「ア」だけです。その他のコントロールは、特権IDの不正使用を「予防・抑制」することを目的としたものです。
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