平成29年春期試験問題 午前問49
問49解説へ
受注管理システムにおける要件のうち,非機能要件に該当するものはどれか。
- 顧客から注文を受け付けるとき,与信残金額を計算し,結果がマイナスになった場合は,入力画面に警告メッセージを表示すること
- 受注管理システムの稼働率を決められた水準に維持するために,障害発生時は半日以内に回復できること
- 受注を処理するとき,在庫切れの商品であることが分かるように担当者に警告メッセージを出力すること
- 出荷できる商品は,顧客から受注した情報を受注担当者がシステムに入力し,営業管理者が受注承認入力を行ったものに限ること
正解 イ問題へ
分野:ストラテジ系
中分類:システム企画
小分類:要件定義
中分類:システム企画
小分類:要件定義
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解説
非機能要件とは、業務要件を実現するためにシステムに求められる機能要件以外の要件のことで、制約条件や品質要求がこれに該当します。共通フレーム2007では、非機能要件に記述する事項の例としてJIS X 0129-1(ISO/IEC 9126)における6つの「品質特性」のほか、「技術要件」「運用・操作要件」「移行要件」「付帯作業」を挙げています。
「ア」「ウ」「エ」は、業務をシステムで実現するために必要な要求なので機能要件です。しかし「イ」だけは機能ではなく信頼性を確保するための要求であるため非機能要件に該当します。
「ア」「ウ」「エ」は、業務をシステムで実現するために必要な要求なので機能要件です。しかし「イ」だけは機能ではなく信頼性を確保するための要求であるため非機能要件に該当します。
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