平成30年秋期試験問題 午前問48
問48解説へ
デジタルディバイドの解消のために取り組むべきことはどれか。
- IT投資額の見積りを行い,投資目的に基づいて効果目標を設定して,効果目標ごとに目標達成の可能性を事前に評価すること
- ITの活用による家電や設備などの省エネルギー化及びテレワークなどによる業務の効率向上によって,エネルギー消費を削減すること
- 情報リテラシーの習得機会を増やしたり,情報通信機器や情報サービスが一層利用しやすい環境を整備したりすること
- 製品や食料品などの生産段階から最終消費段階又は廃棄段階までの全工程について,ICタグを活用して流通情報を追跡可能にすること
正解 ウ問題へ
分野:ストラテジ系
中分類:システム戦略
小分類:システム活用促進・評価
中分類:システム戦略
小分類:システム活用促進・評価
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解説
デジタルディバイド(Digital Divide)は、情報格差と訳され、パソコンやインターネットなどの情報通信技術を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる、待遇や貧富、機会の格差のことです。
若者や高学歴者、高所得者などが情報技術を活用してますます高収入や雇用を手にする一方、コンピュータを使いこなせない高齢者や貧困のため情報機器を入手できない人々は、より一層困難な状況に追い込まれる、というように、情報技術によって社会的な格差の拡大、固定化が生じている様子をいいます。
デジタルディバイドは、金銭的理由、利用技術の不足、身体的要因、地理的要因など様々な要因から生じるので、解消するためには、「IT講習会」や「パソコン教室」などの利用技術の習得機会を増やす、学校教育での習得推進、誰もが容易に操作できる端末の開発、公共施設への情報通信機器の整備やネットワークインフラの整備など、多岐にわたる施策を総合的に実施することが必要となります。
若者や高学歴者、高所得者などが情報技術を活用してますます高収入や雇用を手にする一方、コンピュータを使いこなせない高齢者や貧困のため情報機器を入手できない人々は、より一層困難な状況に追い込まれる、というように、情報技術によって社会的な格差の拡大、固定化が生じている様子をいいます。
デジタルディバイドは、金銭的理由、利用技術の不足、身体的要因、地理的要因など様々な要因から生じるので、解消するためには、「IT講習会」や「パソコン教室」などの利用技術の習得機会を増やす、学校教育での習得推進、誰もが容易に操作できる端末の開発、公共施設への情報通信機器の整備やネットワークインフラの整備など、多岐にわたる施策を総合的に実施することが必要となります。
- ITガバナンスのための取組みです。
- グリーンITの取組みです。
- 正しい。
- トレーサビリティ確立のための取組みです。
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