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情報セキュリティマネジメント平成28年秋期 午前問45
問45
クライアントサーバシステムを構築する。Webブラウザによってクライアント処理を行う場合,専用のアプリケーションによって行う場合と比較して,最も軽減される作業はどれか。
- クライアント環境の保守
- データベースの構築
- サーバが故障したときの復旧
- ログインアカウントの作成と削除
- [出題歴]
- 初級シスアド H19秋期 問11
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの構成
正解
ア
解説
クライアントサーバシステム(client-server system:C/S)は、サービスを要求する側であるクライアントと、サービスを提供するサーバにアプリケーションの機能を分離した垂直分散システムの一形態です。クライアント側のソフトウェアとして専用のアプリケーションを用いる場合、各クライアントPCにそのアプリケーションをインストールする作業が生じます。この際、様々なOSが使用されているクライアント環境であれば、その種類に応じたアプリケーションを用意しなくてはなりません。さらにアプリケーションに変更を行う際は、インストール済みの全てのアプリケーションを更新する手間が生じます。
一方、Webブラウザをクライアントソフトウェアとして用いる場合、上記の作業はほぼ全て発生しません。WebブラウザはOSに標準で付属しているためインストール作業を要しませんし、システム更新はサーバ側の変更だけで済みます。またどの環境からでもWebブラウザを使用して同じようにインターネット閲覧ができるように、Webブラウザさえあれば様々な環境(OS/デバイス)からシステムを使うことが可能です。
このようにクライアントソフトウェアにWebブラウザを用いると、クライアント環境を変更する作業が軽減されます。
一方、Webブラウザをクライアントソフトウェアとして用いる場合、上記の作業はほぼ全て発生しません。WebブラウザはOSに標準で付属しているためインストール作業を要しませんし、システム更新はサーバ側の変更だけで済みます。またどの環境からでもWebブラウザを使用して同じようにインターネット閲覧ができるように、Webブラウザさえあれば様々な環境(OS/デバイス)からシステムを使うことが可能です。
このようにクライアントソフトウェアにWebブラウザを用いると、クライアント環境を変更する作業が軽減されます。