情報セキュリティマネジメント試験情報＆徹底解説

情報セキュリティマネジメント試験の合格率　その他統計資料

このページではIPAによって公開されている情報処理技術者試験の「統計資料」をもとに、試験の推移がわかりやすいように「Google Chart Tools」を用いたグラフ形式で公開しています。
合格率がどのように変化しているのかなどを見て、次回の試験の難易度を予想したりすることにお役立てください。

受験者数と合格者数の推移

１．受験者数と合格者数の推移

年間約2.5万～3万人が受験しています。これは情報処理技術者試験の12区分のうちでは中位に位置する受験者数です。同じレベル2の基本情報技術者試験の受験者が年間10万人ということを考えるとやや少なく感じます。セキュリティの重要性や資格の認知度が増すのに連れて、今後増加していくことに期待したいです。

２．合格率の推移

合格率は平均すると50%前後です。試験主催者側も同じ水準に保っている様子がうかがえるので、この試験の合格率はこの水準で推移していくものと考えられます。情報処理技術者試験の中ではITパスポートと同程度の合格率です。初めから数回が異常に高い合格率だったのは、どの試験でも創設や制度改変直後は様子見でひねった問題が出しにくいのでボーナス回になる傾向にあること、他の区分の合格者や教育関係者が一斉に受験したことが要因だと推察されます。