HOME»情報セキュリティマネジメント平成30年春期»午前問27
情報セキュリティマネジメント平成30年春期 午前問27
問27
暗号解読の手法のうち,ブルートフォース攻撃はどれか。
- 与えられた1組の平文と暗号文に対し,総当たりで鍵を割り出す。
- 暗号化関数の統計的な偏りを線形関数によって近似して解読する。
- 暗号化装置の動作を電磁波から解析することによって解読する。
- 異なる二つの平文とそれぞれの暗号文の差分を観測して鍵を割り出す。
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H27秋期 問37
- 応用情報技術者 H25春期 問38
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ
正解
ア
解説
ブルートフォース攻撃は、パスワード解析や暗号化鍵の割り出しに用いられる手法の1つで、特定の文字数および文字種で設定される可能性のあるすべての組合せを試すことで解読を試みる攻撃手法です。総当たり攻撃とも呼ばれます。
文字列長が短く、使用可能な文字種が少ない場合には、この手法によって破られる可能性が高くなってしまいます。
文字列長が短く、使用可能な文字種が少ない場合には、この手法によって破られる可能性が高くなってしまいます。
- 正しい。ブルートフォース攻撃の説明です。
- 暗号化関数の線形近似式を発見することを基本とした「線形解読法」の説明です。
- サイドチャネル攻撃の説明です。
- 入力値の差分が出力値の差分にどのような影響を与えるかを分析して解読を試みる「差分解読法」の説明です。