情報セキュリティマネジメント平成29年春期 午前問34

問34

著作権法による保護の対象となるものはどれか。
  • ソースプログラムそのもの
  • データ通信のプロトコル
  • プログラムに組み込まれたアイディア
  • プログラムのアルゴリズム
  • [出題歴]
  • 初級シスアド H20秋期 問77

分類

ストラテジ系 » 法務 » 知的財産権

正解

解説

著作権法は、著作物(思想または感情を創作物に表現したもの)や、著作者の権利を保護する法律です。文芸,学術,音楽,美術の創作物や、コンピュータ関連においてはソースプログラムやデータベースも著作権法による保護対象に含まれます。

著作権法第10条では、「著作物に対するこの法律による保護は、その著作物を作成するために用いるプログラム言語、規約及び解法に及ばない」と規定されていて、「プログラム言語」、通信規約である「プロトコル」および「アルゴリズム」の3つは保護の対象外とされています。
  • 正しい。ソースプログラムは著作権法で保護されます。
  • プロトコルは著作権法の保護対象外です。
  • アイディアは創作物ではないため著作権法の保護対象外です。
  • アルゴリズムは著作権法の保護対象外です。
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