平成29年春期試験問題 午前問41

ITサービスマネジメントにおける運用レベル合意書(OLA)の説明はどれか。

  • サービス提供者と供給者との間で取り交わした合意文書であり,サービス及びサービス目標を定義した文書である。
  • サービス提供者と顧客との間で取り交わした合意文書であり,サービス及びサービス目標を定義した文書である。
  • サービス提供者と内部グループとの間で取り交わした合意文書であり,サービス及びサービス目標を定義した文書である。
  • サービス内容を顧客に提示するための文書であり,提供する全てのサービスの種類や構成を定義した文書である。
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分野:マネジメント系
中分類:サービスマネジメント
小分類:サービスマネジメント
解説
運用レベル合意書(OLA:Operational Level Agreement)は、ITサービスプロバイダと、同じ組織内の別の部署との間で交わされる合意、またはそれを記した文書です。OLAには、顧客へのITサービス提供のサポート、障害発生時の活動、および両当事者の責任などを定義します。OLAはUCとともに、SLAの下位要素として、SLAを裏付ける契約となります。
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例えば次のようなOLAが挙げられます。
  • 合意されたタイミングでハードウェアを入手するための、ITサービスプロバイダと調達部門との OLA
  • 合意されたタイミングでインシデントを解決するための、サービスデスクとサポートグループとのOLA
当事者同士の関係を考えば、内部グループとの合意である「ウ」がOLAとわかります。
  • UC(Underpinning Contract,基盤契約)の説明です。
  • SLA(Service Level Agreement,サービスレベル合意書)の説明です。
  • 正しい。OLAの説明です。
  • サービス説明書の説明です。

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